医療の現場で働くみなさんだからこそ転職を考える前に確認しておくべき3つのことをご紹介します。
- まず就業規則を確認する。
- 転職理由を明確にする。
- 周囲の状況をよく確認する。
法律的には2週間前に退職の意向を伝えておけば自由に退職できることになっています。
しかし、医療業界は通常の会社と違い「3ヶ月以上前に退職を申し出ること」などと記されている場合があります。就業規則をよく確認して対処するようにしましょう。
転職したいと思う理由は「医局人事に従うのに疲れた」「今の病院だと自分の学びたい症例が積めない」
「上司と合わない」「収入に不満がある」など人それぞれだと思います。
転職する前は本当に今辞めないとその状況から抜け出せないのかよく考えてみてください。
「今の収入に満足いかないから給与のいいところに転職する」ということもあるでしょう。
しかし、収入面が満足いっても人間関係がうまくいかないから前の職場のほうがよかったということもあります。
今の職場で改善できないかよく考えてみてそれでもだめだった場合に転職を考えましょう。
医局の医師は医局人事によって異動があります。そのため、異動予定の人が辞めるとなると、他の人を異動させなければならなくなります。また、医師や看護師はもちろん、臨床検査技師、作業療法士、介護福祉士など医療・介護系の職種は人材不足のところが多いので、代わりの人がなかなか見つからない場合が多いです。
周りに迷惑をかけないためにも、自分と同じタイミングで辞める人がいないか水面下でよく確認するようにしましょう。